体はいつも知っている

稲刈りシーズンを迎え、湯本味噌の食堂にも新米がやってきてくれました!つやつやふっくら、たまらんですねー(>▽<)

炊きたての白飯をほおばり、具だくさんの味噌汁を啜りながら、ふと「あぁ、これだけで十分だな」と思いました。

 

コンビニやファストフードの愛用者だった私も、この仕事に就いてから食や健康への興味関心がずいぶん増しました。ただ最近は頭や心がちょっとざわついていたというか、落ち着きがなかったような気がします。「糖質を減らしたほうがいいらしい」「オーガニックが流行ってるなぁ。マクロビって何?」「やっぱり肉も食べたほうがいいのかな。牛豚は控えるべき?」「添加物の入った食べ物は避けないと」「牛乳って体に悪いの?」「あ、また新しいスーパーフードが出てきた」…たくさんの情報や食べ物が身の回りに溢れているけれど、どれがどこまで正しくて、何が本当にいいのか、よく分からないというのが本音でした。

 

でも、ダシのきいた味噌汁をごくりと飲んでお腹がじわーっと温まるのを感じたとき、奥歯で青菜をしゃきしゃきと噛みしめているとき、「あぁ、十分だな」って感じたんですよね。ベースはここだなと。

知識や情報へのアンテナを張りつつ、でも大事なことは、いつも体が教えてくれるのかもしれません。